36916

マイペースで配信をしている人のブログ
国営武蔵丘陵森林公園(https://www.shinrinkoen.jp/) 2021年度 公式モニタ

カテゴリ:機材 > 設定

今週は花火大会はお休みです。

dgIKwic8
チケットも無事に届き、後は当日を待つだけになりました。
しかし、待つだけということもできず、機材込みで配信環境の構成変更をしていました。


前回の記事の通り、次回の花火配信は群馬県沼田市で開催される

「沼田花火大会」
です。

9/8(土)の19:00~19:45で、この45分間で、なんと11349発の花火が打ちあがります。
去年よりも1000発は多い気がします。



今回は念の為…

こちらの再放送枠も用意しておきました。
今年は配信ができないパターンが目立つ為、配信ができなかったという場合に備えて・・・というのもありますが、以前「再放送は予定にないですよね」という事から、今回はノーカット再放送を事前用意してみました。
プレミアム会員の方なら、配信開始から168時間まではタイムシフトが予約なしで見られますが、一般会員の方の場合だと配信前か配信中にタイムシフト予約をしなくてはなりません。
なので、配信枠を取り直したり、後ほど再放送となってもタイムシフトに入れられる機会がない為、いっその事、無事配信できたとしても再放送をしてみる事にしました。

更には、ノーカットにしてリアルタイムでシーン構成を作る為、自分がどこまでできるか良いチャンスですので、練習というテストを兼ねた配信になります。

そして、再放送なら固定回線で行うので回線品質は安定しており、当日ではできない高ビットレートでの配信も可能になるので、HD配信のHDサイズに適した配信画質が可能になります。
ただ、ネックなのは全てのソースタイミングを同期しないとならない為、ここが恐らく私が最初に苦労する所かもしれません。

これまでの配信は映像ソース1本に対し、別で音声ソースが1本なのですが、動画にしている時は波形で合わせています。
しかし、今回はリアルタイムで合わせないとならなくなるので、微ズレは免れないと思われます。
なので、再放送では音声ソースがカメラ側の音声ソースをそのまま使うので、音質としては落ちてしまいます。
(ガヤ音増大や音圧に耐えられず音割れ気味になったり・・・)

そうなると、1本のカメラソースだけになりますが、今回は機材変更も入れてしまいました。
GbjoTT4p
カメラをもう1基追加(HC-VX985M)


今までは超広角の170度か広角120度でしたが、アクションカムということもあって端の歪みが露骨なのと、適したポイントであっても、8号以上~尺になる分にはいいとしても、4号とかではかなり小さくなってしまい、折角の迫力というものが台無しになってしまいます。

その度にズームさえできれば!と思う事が多く(FHDサイズでHDに切り出しする事で事実上大きく見せることは可能ですが・・・)それをやるのであれば、もう1本入れるしかない・・・!と。
多様なレンズや調整が利く一眼等も考えたのですが、できればコンパクトにしたいのと、ビデオ屋はビデオ屋というように、ビデオカメラにする事にしました。
・・・業務用とかハイエンド機を使ってもそれらを生かすどころか、ネット配信でかつ外配信ではその効果も反映できるものではないので(帯域的に)コンシューマ・スタンダードで十分。
肝心なHDMIスルーやUSB給電撮影など、必須な部分での対応性が良いのです。
(つまり、再放送でも1カメ2カメをやろうとしているわけで・・・)


カメラが到着して早速試してみると、HDMIキャプチャでちゃんと拾え、録画しながらも問題なく、USB給電状態で扱えることから、急速充電対応のモバイルバッテリーと併用さえすれば、予備バッテリーを揃えて交換しなくてもOK

・・・ここまでは良かったのですが、構成としてはメインはFDR-X1000Vでパン・チルトせず固定、PTZにHC-VX985Mで、シーントランシジョンさせたかったのですが、上手くいかない。
特にAVT-C875に接続させた方は認識しない、不安定、なぜかフレーム落ち・・・と思うようにいかないのです。
実はこれ、USB2.0の限界で引き起こされた問題なのです。
USB2.0では理論値で最大帯域は480Mbps、そしてポートHUB(Generic USB HUBやUSB Root HUB)は500mAの供給制限があり、宣言制ですので電力が収まっていても、不安定になる場合もあります。
今回は認識するしないがデバイス側であったこと、PC本体側でも何度か見られたことで、診断は容易でした。

この場合、USBホストコントローラを増設し、しっかり給電もさせれば改善可能かもしれませんが、そもそも花火配信で使用しているPCにはPCMCIAやExpressCardスロットがない為、どうにもなりません。



ということで、当時ラグナロクオンラインで10PCやら15PCやらで24時間稼動させていたゲーム用PCに配信PCとしてPC変更。
3ケタ番台の初代廉価Core i7からSandyなCore i7機へ。
大きさはかわらずの15.6型。でかい・重い。
こちらは元々Intel USB3.0がありますし、チップセットのUSBコントローラ(USB2.0)もあるので、これなら問題はないはず!
と、テストした結果、不具合なく使えました。

なので、花火配信はしばらくの間(といっても、今年の回数はもう少ないですが)こちらを使用します。
ただ・・・大容量バッテリーでもなければ家庭用ノートPCなので、配信用途でバッテリー駆動ができる時間は30分程度。1時間は持ちません。
今回は既に外部バッテリーを2本所持していますので、恐らく1本1時間、2本で2時間がいいところ。
本体バッテリーと合わせて2.5時間が稼動限界時間だろうか?
ギリギリではありますが、次回の沼田花火大会に関しては問題はないでしょう。
ただし、2時間を超えてやる所だとそうはいかなくなりますね。
とりあえず今年はこのPCで乗り切って、来年になったらPCを考えます。

それよりも、台風21号の影響で今のところは雨予報になっていますが、中止となってしまうと順延日がなく、そのまま中止となってしまうので、当日は晴れてほしいところですね!

今日の天気予報は夕方ちょっと前ぐらいから雨予報だったので、午前中にちょっとだけ会社に寄ってからその後にマイクテストでもしてみようかと準備していたのですが、配信準備完了直後に雨・・・。

野鳥の鳴き声にスポットをあてて音声解像感がどのくらい得られるのかを試したかったのですが、流石に雨だと野鳥もお休み状態になってしまうので、諦めて映像解像度と映像ビットレートを調整して、実際どこまでなら使えそうかを試してみる事にしました。

PCではBU110ではなく・・・

こちらのAVT-C875を使用しています。
今はこの上位のAVT-C878やGC550がありますが、使用PCは実装チップセットのUSB(USB2.0)しか使うことができず、使用しているPC本体はExpressカードスロットがないもので、USB3.0カードを使う事もできません・・・。
USBの縛りと、配信は30FPSなので(別プレイヤー用に60FPSにするつもりもないので)、私の場合はC875で十分だったりします。



■HD配信 映像1600kbps
HD1600

■450p 映像1000kbps
800x450_1M4


TSから切り出しSSなので、リアルタイムクオリティは100%で信用はできませんが、こんな感じでした。
HD配信になると映像の精細さはHDの方がやはり上ではありますが、プレイヤーサイズを変更しないのであれば、目立って変わりはないように感じます。
私の場合はスペック的な問題でフレームドロップが多すぎて、HD配信用にチューニングする必要がありましたが、メインである花火配信だと、利用者の多いところでは回線速度や品質がそこまで確保ができないので、花火でのHD配信は現実的ではないかもしれません。


■450p 映像800kbps
800x450_800k2
上二つの画像とは別の場所になってしまいますが、大体似たような風景でみると、映像ビットレートが1000kbpsでも800kbpsでも、条件では大して違いがないように感じます。

800x450_800k
その条件での一例がこちら。
左の植え込み部分のエッジはとれず、全体にぼけてしまっています。

800x450_1M
こちらは映像1000kbps上でも、こんな感じに明暗差がどっちつかずで、更に50%近くが動きのある状態だとエッジは崩壊し、全体的にソフトエフェクトがかかってしまっているような状態に。
(ここまで極端なのは早々ないと思いますが)

Iフレームは不足しすぎのようには見えませんが、変化部分が激しいのは大体1/6なので、映像ビットレート800kbpsに増加基準率を16.67%に4倍として映像ビットレートを1333kbps以上か、Pフレーム・Bフレームを増やすか・・・で改善はできそうですが、どちらも、花火時に置き換えるとなかなか厳しい条件かもしれません。
でも、花火時はニコ生の場合、そこまで要求される環境でもないですが。



■450p 映像1000kbps
800x450_1M3
丁度、明暗差がある風景でのチェックをしてみると、それぞれの明暗境目で輪郭が出ているので、プリセットは大体目的通りになってくれている感じかな?


■360p 映像700kbps
640x360_700k
プレイヤーサイズが同じなら!という体であれば、450pでも360pでも違いがほぼわからず誤差レベル。
帯域確保が厳しいときなどには有効ですね。

640x360_700k2
弱電エリアでもとりあえず送ろうとすることができますが、復帰時の映像品質は期待はできません。
あくまでも、停止と再開が激しいときにでも。


という感じで、映像は大体触れたとは思うので、明日にでもマイクテストができたらいいな・・・!











おまけ


道に迷ったら発見したスポット「あじさいの道」


人気ブログランキング

↑このページのトップヘ