今日の記事は「テスト配信」!


最近はある程度構成が変わったら、時間を作ってはテスト配信しています。
ただ、テスト配信をしているのは・・・



こちらで行っております。
テスト環境なので、いつも以上にこっそりひっそり四苦八苦しながら楽しんでますw
以前はコミュ限にしていましたが、配信中の状態を見て確認(通称「戻り値」)するのに、とてもカクカクで、状況が良くわからないのです・・・!
かといって、タイムシフトはリアルタイムで途切れ途切れでもバッファ分が収納されていると、上手く繋がっていたり、収納・結合が上手くいってないと、変にドロップしてたりと、信用しきれない部分が・・・。
そこでコミュ限を切った次第です。
(音に関しては尚更だし)

もし、見かける機会があったらコンディションを教えて下さい!




さて、テスト配信なのですが・・・
ブランクがあるのと、配信ツール関連のアップデート等の状態を見るために配信ですが、今年は機材が変わったのもあってテストを行っていました。


以前の環境はWEBカメラを使った一般的な構成でした。
カメラはカメラでもWEBカメラ。
でも、意外にもバカにはできないんです。
そう、ストリーミング配信では・・・ね!

当時の映像ソースをOBSで配信しつつ録画して切り出してみると
LC1

LC3
こんな感じ。
これで当時(2017年)の設定は、
 出力解像度640x360
 映像320kbps/音声128kbps
 FPS30
 H264
の設定。
※OBSで録画するのも配信と同じ設定を適応しています。


ただ、こんな感じになってくると・・・
LC2

LC4
どうしても煙が多めになるとハレーションっぽくなってしまったり、データー量が多くなるのかフレーム落ちが見られてきてしまい、鮮明さが一気に削られてしまいます。
こればかりはカメラ固有の性能差しかり、PCのスペックから設定の限界も出てしまい、特にワイドスターマインでは厳しくなります。


使っていたのはどんなカメラだったかというと・・・

2009年に発売された、LifeCamCinema。
このカメラは当時ショップ店員だった私は、発売日前に自店で購入してから配信で長く愛用していました。

その発売当時では、

LogicoolのQCAM PRO9000がWEBカメラでは発色性・精細・AF付のハイエンドWEBカメラでしたが、ソフトウェアによる露出調整の出来があまりよくなく、暗所には都度設定しないと、真っ暗だったり露出オーバーで真っ白になっていたりしていましたね。
当時、発売1日前レビュー配信でLifeCamCinemaではPRO9000と比べ、暗所に強い(発色性・露出レベルのフレーム落ちが少ない)暗所に長けている事が使っていてわかり、夜間の配信が多かった私には最適だったのです。
その代わりAFが毎回有効だったり、ガラスレンズと横フレーム長が甘いのか、ブレーキランプの赤灯等が写りこむと全体的に赤くなってしまう等、癖がありましたね。
WEBカメラで花火配信をするなら、LifeCamCinemaは今でも通用しないわけではありません。
ただ、マシンパワーでゴリ押しできても、HD画質にすると15FPSだったりと、仕様を超える事はできません・・・。


そこで今年はPCは据え置きで、その他を変更する事にしました!

DfA1vH_U8AA1RDc
カメラとHDMIキャプチャー、そしてマイク(マイクは後日公開)。

カメラはミラーレス一眼かビデオカメラで検討していましたが、画角が広く、HDMIパススルーで、バッテリーが困らないのが良いなー!できれば単体で録画させたいから4K!あと外部マイク入力もほしい!等々と思っていたら・・・
画角は何も考える事無く、最大170度!(魚眼っぽくはなるけど)
・撮影中でも撮影スタンバイでも問わずでHDMIパススルー!
・撮影中でもUSB給電可能!

・撮影4K!(4K撮影中でやりながらもHDMI出力は1080P等に変更可能!!)
・ステレオミニジャックによる外部マイクが使用可能!
っていう具合にほぼ全て叶えてくれるのはソニーのアクションカムという結論に。
その上、NFC/WiFi搭載スマホなら、アプリでカメラリモコンにもなるという。

現行モデルはFDR-X3000Vですが、私が購入したのはFDR-X1000Vという1つ前の物。
X1000Vは4K時で手振れ補正が効かない欠点があります。
しかし、輪部に精細さがあったり、微妙に映像品質はX3000Vの方が落ちてる気がしましたが、どうやらそう思う方は私以外にもいるようで・・・。
それと、どのみち三脚を使用するので、手振れ補正を必須としない使い方が多いので、X1000Vにして浮いた費用を別に回す事にしたのでした。

そんな訳で早速色々と配信ツールをアップデートしてテスト配信をするとカックカクに。
今までは640x360のサイズで入力していましたが、HDMIキャプチャーを介するとCPU使用率が60%~99%に。
ハードウェアエンコーダでもきついものはきつい。
ソフトウェアだったら尚更なわけで。

時には妥協・でも品質は可能な限り維持できるように3時間ほどかけながらエンコードプリセットを組上げていきます。

3時間ほどかけて見ながらやりながらのStopAndGoで繰り返し繰り返し・・・
やっとCPU使用率が33%~87%の範囲で実用可能なプリセットが完成!
そして暗所TESTとして、夜間車載配信をしてみると・・・



PC800x450_1

PC800x450_2
田舎なので明るい所がないですが、こんな感じ。(タイムシフトSS)
今回は手振れ補正を有効にするために1080P/画角120度でやってみました。
仕方がない部分でもありますが、光源元は潰れが目立ちますね。
CPU使用率を落としつつ、できるだけフレーム内圧縮もかけたいので苦肉の設定策ですが、Bフレームを落としてるのもあって、よく見ると植え込みがぼんやりしています。
(2枚目だとわかりやすいかも?)
このぐらいなら、花火でやっても煙部分に紛れ込むかなーと思ってはいますが、1枚目を見ると左右で明暗が分かれているのを見る感じ、明の輪部は狙ったどおりの調整ができているので、花火の開花直後には有効なのではないか?と思っています。
ちなみに映像ビットレートを480kbpsにしていましたが、もうちょっと上げたいところ。


ついでにスマホでも配信をしてみました。(序に720P配信でやってみました!)
今の公式ツールならスマホでもなかなか画質が良いなと感じます。
ただ、今回はカメラはX1000VからHDMIで

こちらのBU110でキャプチャーさせて、CameraFi Liveを使用して配信しています。総ビットレートは1枚目の時は1280kbps、2枚目は926kbps(スライダー調整で微調整ができず・・・)
BU110High
720Pという事と、PCより倍以上のビットレートで設定しているので、植え込み輪部がPCでの1枚目より見えます。
BU110Midium
静止画なのでわかりにくいですが1枚目だと、配信は途切れ途切れのカクカク。
2枚目で途切れることは大幅に減りましたが、10FPS程度な感じでした。
スマホでかつ、ソフトウェアエンコーダなので、どうしても厳しくなります。
ただ、720P配信という事もあり、総ビットレートを640kbpsまで落としてもいいのかも。
現状ではスマホなら公式アプリで内臓カメラを使うのが一番かなぁ・・・。

スマホで別PCやゲーム機などをキャプチャして配信するのには良いかもしれませんが、高画質な外配信ならLiveshellを使った方が良いかも。
BU110はUSB3.0/USB2.0対応でバスパワー駆動の1080P/60FPS対応HDMIキャプチャーなのですが、UVC接続なので利用範囲は広いものの、ソフトウェアエンコーダなので、PCに接続して使う場合は、スペックを要求されます。


それと、CameraFi Liveをニコ生で使う事がないと思いますが、もし同じように外部デバイスで使いたいと考えている方の為に、使用感を記載しておきます。

・RTMPアドレスとストリームキーの展開が面倒
 変動なしなら設定したままで、いつでも配信ができるとは思いますが、予約枠以外では都度、枠を取った後にこの2つを入手して、CameraFi Liveに設定しなければならず、これが面倒です。

・コメントは読めない
 あくまでもストリーミングエンコーダなので、コメントビューアも読み上げもありません。別途用意してください。(YoutubeLiveは対応)

・有料版は1ヶ月定期購読(900円位)
 有料版では、簡易プリセットがLow、midium、High、Custom(ビットレート任意)が選べ、右下に強制出力されるロゴが消せます。(FHD配信は有料のみだったかは覚えてない)定期購読タイプなので、継続しないなら定期購読解除しないとなりません。

・YoutubeやTwitchの他RTMPに対応
 OBSやXsplit等、外部配信可能であれば(RTMPアドレスとストリームキーが公開されていれば)大体使えます。

・USBデバイス対応
 スマホ・タブレット側の都合によっては使えませんが、公式検証している機種が公開されています。
ただし、Android4.3または5.0以上。そしてバッテリー残量には注意が必要です。

・別カメラや画像・テキストをワイプイン可能
 スマホ・タブレットなのに映像合成がリアルタイムでできるのはすばらしい。

・・・と、こんな感じでしょうか?
右下ロゴ表示や解像度・画質は上げられないけど、有料版じゃないとやってられないって事はないと思いますので、いきなり有料版ではなく、無料版で使うのがオススメ!

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