今回はこんなのを発見したので入手してみました。

HDMIキャプチャー ezcap270
新製品ではなく、発売開始からおそらく3年ほど経過していると思います。
そもそもHDMIキャプチャーって何?という方もいると思うので、
簡単に説明すると、カメラやゲーム機等TVやモニターにつなげられる機器の
映像・音声をPCやスマホに映し出す装置になります。
で、このezcap270の何に興味をひかれたのかというと…
iPhone(iOS)対応という事!
これに限ります。
今までHDMIキャプチャーというと、PCかandroid位で、iOS対応のものは
あってないような感じでした。
まぁ、iPhoneやiPadユーザーからすれば、だから何?と思う所でしょうが、
ライブ配信をしていると1度位はカメラの映像をiPhoneで配信させたいと
思った方もいるかもしれません。(私だ)
しかし、先のように対応しているHDMIキャプチャーを見つける事は困難で、
あったとしても、ライブ配信まで使えるのかどうかという物だったのです。
(できるとしてもFebonくらいしか知らない…)
それでは早速見てみると…

USBはTYPE-Aで2.0となり、TYPE-AからLightningやmicroUSB、TYPE-Cへ。
※PCやスマホに接続するコードは別売りで、給電用のmicroUSBコードのみ付属。
DCとあるのは電源供給のmicroUSBです。

反対側は一般的なHDMIフルサイズ。(HDCP非対応)
ここに映像ソースをぶっこむ!という事になります。

接続するとこんな感じ。
どうやらDC(microUSB給電)は必須で、給電なしではデバイスが稼働しません。
筐体は一部アルミですがABSっぽい樹脂なので、熱がやや心配です。

iPhoneXS(iOS13.6のまま)で、接続してみると
「このコンピュータを信頼しますか?」
と聞かれますので、信頼で接続が開始になります。
アプリはAPPストアやデバイスの裏に貼られているQRコードから
専用アプリEzlive(アプリ名はezcap)をダウンロードしてインストールします。
これはandroidでも同様になります。

Ezliveを使って接続してみると、iPhoneの画面に映し出され、
試しにニコ生でテストモード配信をすると、配信は可能でした。
そして、給電もされている事を確認。これは必須だよね!
ライブ配信には、RTMPアドレス・ビットレートを設定するだけなので、
LarixBroadcasterやOBS等常に使われている方は、設定が安易だと思います。
ただし、この手の物が初めてな方には苦労するかもしれません。
触ってみると、設定が少なすぎて音声の調整ができなかったり、
フレームレートの調整ができなかったり、H.264のオプション設定が
できなかったりと、触れる項目が少なすぎます。
RTMPアドレス・映像ビットレートしか触れません!!
iOSでUVC接続のライブ配信アプリを知らないので、その他で使えるかは不明。
(UVCではないようなので、多分だめだろうなと思われます)
そして致命的な問題に直面…
1080p対応なのに(たぶん)480pで出力される!!
480p/720p/1080pと選ぶことができますが、全くもって解像度の違いが感じられず
480pで出力されているようでした。これは致命的です。
アプリのアップデートは昨年のiOS14対応で止まっているようです。
今後に期待できるかどうかになりますが、この製品は3年ほど前で、
打ち切られそうな不安感はあります…。
さて、次にandroidはどうか??? GalaxyS10+(Android11)で繋ぐと…
認識しねぇ!!!
USBデバッグモードか?ADOか?と色々触ってみましたが認識せず。
そして判明した事は
謎にもUSBテザリングをONにする事!
え、なにこれ?マイコンデバイス的な扱いなの???
(裏で何か通信されないか…ちょっと不安になってきたぞ)

とりあえず、androidの方も同じくEzliveで接続ができました。
こちらも問題なく配信はできましたが
やっぱり480pかよ!!!
こちらはiOS版よりまだ正直で、iOS版では解像度を変更すると
変更した解像度の表示にはなりますが、480pっぽい映像のままで
画面回転させるとちゃっかり表示が480pに戻るという物でしたが、
android版では触れますが、表示が「Default」のまま変わりません。


幸い映像ビットレートだけは触れるようですが、変更した通りに
適用されているか検証はしていません。あと妙な違和感を感じます。
その違和感の正体は謎の単位kbsp???
(妙な違和感はこれだったか)
しかし、1800Kbpsの次が2700Kbpsでその次が3000kbpsって。。。
ここも、細かく設定できればいいのに。
まぁ、このアプリじゃなければ!と思って、cameraFi Live等で
試してみましたが、やはり認識されません。
…となると、Ezliveがまともにならないと、ライブ配信では
公式スペック通りにはならなさそうです。
(写真や動画撮影がどうだったかは試していませんが)
iPhoneでもとりあえず取り込む事はできるので、これだけでも
良しとするか!と思っていたのですが、もう一つ試してみたいと思います。
それは、androidをベースにしたColorOSで使えるか!?
今までColorOSスマホでは、UVC対応HDMIキャプチャーを認識はするものの、
ライブ配信アプリ(LarixBroadCasterやCameraFiLive等)で使う事ができません。
UVCではないezcap270だったら???と、Ezliveを導入して試したところ…

できるじゃん!!!
※OPPO A5 2020(sim Free/ColorOS7.1 BaseOS android10)

でも480pだけどね!!!(たぶん)
これはちょっと予想外でした。
映像品質はというと、ドロップもほぼなく、きっちり30fpsのようで
わりと違和感を感じる事はありませんでした。
解像度や細かい設定ができない事には、非常に残念ではあるものの
これまで使用ができなかったiOSやColorOSでも扱えるので
この点は大きいかなと思っています。
給電には5V/1Aでも使う事が出来ました。
しかし、スマホへの給電も考慮すると、5V/2Aは欲しい所ですが、
かなり発熱具合が酷い為、熱対策が取られているのかちょっと心配です。
できれば、スマホクーラーみたいなものを併用して使いたいですね。
それではー。

HDMIキャプチャー ezcap270
新製品ではなく、発売開始からおそらく3年ほど経過していると思います。
そもそもHDMIキャプチャーって何?という方もいると思うので、
簡単に説明すると、カメラやゲーム機等TVやモニターにつなげられる機器の
映像・音声をPCやスマホに映し出す装置になります。
で、このezcap270の何に興味をひかれたのかというと…
iPhone(iOS)対応という事!
これに限ります。
今までHDMIキャプチャーというと、PCかandroid位で、iOS対応のものは
あってないような感じでした。
まぁ、iPhoneやiPadユーザーからすれば、だから何?と思う所でしょうが、
ライブ配信をしていると1度位はカメラの映像をiPhoneで配信させたいと
思った方もいるかもしれません。(私だ)
しかし、先のように対応しているHDMIキャプチャーを見つける事は困難で、
あったとしても、ライブ配信まで使えるのかどうかという物だったのです。
(できるとしてもFebonくらいしか知らない…)
それでは早速見てみると…

USBはTYPE-Aで2.0となり、TYPE-AからLightningやmicroUSB、TYPE-Cへ。
※PCやスマホに接続するコードは別売りで、給電用のmicroUSBコードのみ付属。
DCとあるのは電源供給のmicroUSBです。

反対側は一般的なHDMIフルサイズ。(HDCP非対応)
ここに映像ソースをぶっこむ!という事になります。

接続するとこんな感じ。
どうやらDC(microUSB給電)は必須で、給電なしではデバイスが稼働しません。
筐体は一部アルミですがABSっぽい樹脂なので、熱がやや心配です。

iPhoneXS(iOS13.6のまま)で、接続してみると
「このコンピュータを信頼しますか?」
と聞かれますので、信頼で接続が開始になります。
アプリはAPPストアやデバイスの裏に貼られているQRコードから
専用アプリEzlive(アプリ名はezcap)をダウンロードしてインストールします。
これはandroidでも同様になります。

Ezliveを使って接続してみると、iPhoneの画面に映し出され、
試しにニコ生でテストモード配信をすると、配信は可能でした。
そして、給電もされている事を確認。これは必須だよね!
ライブ配信には、RTMPアドレス・ビットレートを設定するだけなので、
LarixBroadcasterやOBS等常に使われている方は、設定が安易だと思います。
ただし、この手の物が初めてな方には苦労するかもしれません。
触ってみると、設定が少なすぎて音声の調整ができなかったり、
フレームレートの調整ができなかったり、H.264のオプション設定が
できなかったりと、触れる項目が少なすぎます。
RTMPアドレス・映像ビットレートしか触れません!!
iOSでUVC接続のライブ配信アプリを知らないので、その他で使えるかは不明。
(UVCではないようなので、多分だめだろうなと思われます)
そして致命的な問題に直面…
1080p対応なのに(たぶん)480pで出力される!!
480p/720p/1080pと選ぶことができますが、全くもって解像度の違いが感じられず
480pで出力されているようでした。これは致命的です。
アプリのアップデートは昨年のiOS14対応で止まっているようです。
今後に期待できるかどうかになりますが、この製品は3年ほど前で、
打ち切られそうな不安感はあります…。
さて、次にandroidはどうか??? GalaxyS10+(Android11)で繋ぐと…
認識しねぇ!!!
USBデバッグモードか?ADOか?と色々触ってみましたが認識せず。
そして判明した事は
謎にもUSBテザリングをONにする事!
え、なにこれ?マイコンデバイス的な扱いなの???
(裏で何か通信されないか…ちょっと不安になってきたぞ)

とりあえず、androidの方も同じくEzliveで接続ができました。
こちらも問題なく配信はできましたが
やっぱり480pかよ!!!
こちらはiOS版よりまだ正直で、iOS版では解像度を変更すると
変更した解像度の表示にはなりますが、480pっぽい映像のままで
画面回転させるとちゃっかり表示が480pに戻るという物でしたが、
android版では触れますが、表示が「Default」のまま変わりません。


幸い映像ビットレートだけは触れるようですが、変更した通りに
適用されているか検証はしていません。あと妙な違和感を感じます。
その違和感の正体は謎の単位kbsp???
(妙な違和感はこれだったか)
しかし、1800Kbpsの次が2700Kbpsでその次が3000kbpsって。。。
ここも、細かく設定できればいいのに。
まぁ、このアプリじゃなければ!と思って、cameraFi Live等で
試してみましたが、やはり認識されません。
…となると、Ezliveがまともにならないと、ライブ配信では
公式スペック通りにはならなさそうです。
(写真や動画撮影がどうだったかは試していませんが)
iPhoneでもとりあえず取り込む事はできるので、これだけでも
良しとするか!と思っていたのですが、もう一つ試してみたいと思います。
それは、androidをベースにしたColorOSで使えるか!?
今までColorOSスマホでは、UVC対応HDMIキャプチャーを認識はするものの、
ライブ配信アプリ(LarixBroadCasterやCameraFiLive等)で使う事ができません。
UVCではないezcap270だったら???と、Ezliveを導入して試したところ…

できるじゃん!!!
※OPPO A5 2020(sim Free/ColorOS7.1 BaseOS android10)

でも480pだけどね!!!(たぶん)
これはちょっと予想外でした。
映像品質はというと、ドロップもほぼなく、きっちり30fpsのようで
わりと違和感を感じる事はありませんでした。
解像度や細かい設定ができない事には、非常に残念ではあるものの
これまで使用ができなかったiOSやColorOSでも扱えるので
この点は大きいかなと思っています。
給電には5V/1Aでも使う事が出来ました。
しかし、スマホへの給電も考慮すると、5V/2Aは欲しい所ですが、
かなり発熱具合が酷い為、熱対策が取られているのかちょっと心配です。
できれば、スマホクーラーみたいなものを併用して使いたいですね。
それではー。