今回はQ2nの出番!
(既に使ってはいましたけどね)

ちょっとゴツそうな感じのマイクですが、実際はコンビニおにぎりサイズのマイクで結構軽く、そして多機能マイクです。
これの面白いところは、
・HDMIスルー(※)
・WEBカメラ機能(映像720p、音声48k/16bit)
・単体動画撮影可能(最大FHD/30FPS)
・120度X-Yステレオマイク(120dB SPL)
・USBマイク機能(44.1k/16bit)
・プレビュー機能(LCD、スピーカー内臓なので撮ってすぐ視聴可能)
・USB給電/単三型電池
・外部マイクin可(ただし内蔵マイクは排他の為使えなくなります)
・ヘッドフォンアウト
という点で、単体収録はもちろんのこと、ストリーミングデバイスとしても十分な機能を持ち合わせています。
本体そのものは・・・
・三脚穴1/4インチ
・画角160度、F値2.0、1/3CMOS 3M
・44.1k/16bit、48k/24bit、96k/24bit
・動画MOV形式、音声WAV形式
といった具合に、本体スペックもしっかりしています。
まぁ、スペックだけならどうとでも言えてしまうので、実際どうなのか試してみたかったのです。
HDMIパススルーができて、単三電池での駆動ができて、USB給電もできるもの!
そして配信がメインで、できれば単体でも録画ができればいいなーという事で色々探していたのですが、Q2nだけがズバ抜けて希望するものがあったので、こちらを入手していました。
そしてオプションのAPQ-2nにカメラレンズキャップと、ウィンドスクリーン、そしてケースが含まれているので、こちらは別途購入。(amazonとかではセット販売されてるところもあります)
結論から言うと、HDMIスルーは可能ですが、AVT-C875上では720Pで入力判定していましたので、FHDで出るのか不明です。
そして、ヘッドフォンアウトでもHDMIでも96k/24bitでPCに入力させると、音がカラオケでキーアップしたような明らかにおかしい音になってしまうので諦めていたのですが、ヘッドフォンアウトでAVT-C875に入れてもおかしくならなくなったので、現在それで使っています。
ちなみにカメラに関しては、様々なレビューにあるとおり、画質は1000円程度のアクションカムレベルで期待はできません。
ただ、短距離のものか、長距離のもの(奥風景レベル)はそれなりに見られると思います。
元々ミュージシャン向けデバイスなので、ワイプインさせるとか、楽器向けアクションカムのような用途を前提にしているのかな?
その為、他に例がないマイクスタンド用マウントがアクセサリーにあったりします。
Q2nが手持ちマイクになったり、マイクスタンドのクリップにかませたりできますw
さて、実用テストをする前にまずこちら。
設定は800x450 映像800kというのは変わりはないのですが

画角120度 手振れ補正あり

画角170度 手振れ補正なし
と、こんな感じで画角を変えてみました。
その結果、視野が広いのですが、魚眼風に湾曲している事がわかります。
その分視野角が大きく変わるのですが、全体が動いている車載のような撮影では解像感が得られますが、見ている側とすれば疲れてしまうかもしれません。

空の感じを広く得られるので面白いといえば面白いです。
どうしても外側は湾曲するので、エッジが崩壊した感が更に出ますね。
では、Q2nはどうなのかという話に戻してみますと・・・
こんな感じでした。
できれば鳥の鳴き声を収録させたかったのですが、近年多くなりつつあるMスタを前提に、車内で音楽をかけてそれを集音させています。
ただどうしても、この動画はタイムシフトをキャプチャーしている事もあり、映像のように音質劣化をしていますが、それでも音の解像感を持っているように思えます。
ノイズキャンセリング機能もあれば、車内での利用も手軽になるかもしれません。
というのも、インバーターONでノイズがあちこち現れていて、それをも捕らえてしまっていました。
※動画ではインバーターオフなので、インバーターノイズはありません。
接続はバッテリーにVVF1.6で念のためフェライトコアも入れた状態で直接インバーターに繋いでいますが、どうもインバーターとカーオーディオかインバーターとシガーソケットUSBチャージャーでの間で起きている問題にあるようです。
インバーター単体では発生せず、シガーソケットUSBチャージャーonとカーオーディオ間でも発生はせずなので、AUXラインなり、USBケーブルなりでインバーターと間接接続しているどこかで起きているとみています。なので、EMC対策で改善はするものと思われますが放置しています。
後付電装品が増えるとどうしてもこうなりますね。
で、結果はというと、個人的には概ね満足できると思っております。
花火の際は、MスタのBGMと花火の開花したときの音が混じり、開花したときの音の方が大きく、BGMが負けてなお、数秒間クロスフェードがかかったような感じになっている動画を良く見かけます。
デバイスのオートゲイン機能でこの現象になってしまうことは十分あります。
動画だけではなく、配信でもこの現象になっている配信も見かけますが、個人的には音が白紙化されてしまい、臨場感が薄れてしまうと感じます。
その対策に、去年一昨年は複数の特化マイクをミックスさせて1本のソースにしていました。
MスタBGMやアナウンス用にバウンダリーマイク、花火用にガンマイク、時には高音サポート用にヘッドセットマイク(意外にも低入力にして高音だけ手軽に取らせる事ができます)を、その時のポイントで調整してレイヤー化した音をミックスさせ、音の幅を確保していました。
ただ、この方法は場所によって遅延反響(広いところで土手や木々にぶつかって遅れて反響)するような場所でやると、ざっくりと言えば、時として違うもの音になってしまう欠点があります。
遅延反響で特化マイク目線の音を拾ってしまう事で起きる、言わば位相トラブルなのですが、マルチマイクレコーディングでは簡単に起きてしまうトラブルです。
音楽レコーディングならやり直しが利く場面はあると思いますが、花火は1発本番なので、そうはいかないのです。
去年は失敗を3度していたので、今年はシングルマイクにして、バックアップを用意し、配信ではメインマイクのみで、動画では状況に応じてバックアップソースを混ぜる方法にしようと思ったのです。
そしてそのメインがQ2nであって、Q2nに配信音ソース兼ハイレゾ録音させ、カメラは配信映像ソース兼4k録画で、録画時にカメラ内臓マイクか外部入力でガンマイクをいれて録画させようとしています。
1台1台が兼用になれば動画にする時も、音があわねー!とかそういうトラブルもなくなるはず!
おまけ
テスト配信開始した際に起きた事ですが、配信開始して1分しないうちに良くわからないコメがずらっとでてきました。

どうやらコメントサーバーがどこかの配信と繋がってしまったようで、最初は豆ライブがなんか変なところに繋いだのかなーぐらいに思っていたのですが、後でタイムシフトを見てみると、何故かその時のコメントが流れている・・・。
タイムシフトで起きている以上、インスタンスがごっちゃになってるのか良くわかりませんが、ニコ側で起きた混線状態なのは間違いはなさそうです。
ただ、自分の配信をしたいのにできない状態なので、disconnectを飛ばすしかありませんでしたが、それでコメントしている方々が、本来見てコメントしている方の配信に影響が出ないことを祈ります。
※ちなみにコメントからIDでどこの番組だったか調べてみましたが、該当するような番組が見つからなかったので、コミュ限かチャンネルかどちらかかもしれません。
しかしそれなりに長くやってきたとはいえ、こんな事ってあるんですね。

人気ブログランキング
(既に使ってはいましたけどね)

ちょっとゴツそうな感じのマイクですが、実際はコンビニおにぎりサイズのマイクで結構軽く、そして多機能マイクです。
これの面白いところは、
・HDMIスルー(※)
・WEBカメラ機能(映像720p、音声48k/16bit)
・単体動画撮影可能(最大FHD/30FPS)
・120度X-Yステレオマイク(120dB SPL)
・USBマイク機能(44.1k/16bit)
・プレビュー機能(LCD、スピーカー内臓なので撮ってすぐ視聴可能)
・USB給電/単三型電池
・外部マイクin可(ただし内蔵マイクは排他の為使えなくなります)
・ヘッドフォンアウト
という点で、単体収録はもちろんのこと、ストリーミングデバイスとしても十分な機能を持ち合わせています。
本体そのものは・・・
・三脚穴1/4インチ
・画角160度、F値2.0、1/3CMOS 3M
・44.1k/16bit、48k/24bit、96k/24bit
・動画MOV形式、音声WAV形式
といった具合に、本体スペックもしっかりしています。
まぁ、スペックだけならどうとでも言えてしまうので、実際どうなのか試してみたかったのです。
HDMIパススルーができて、単三電池での駆動ができて、USB給電もできるもの!
そして配信がメインで、できれば単体でも録画ができればいいなーという事で色々探していたのですが、Q2nだけがズバ抜けて希望するものがあったので、こちらを入手していました。
そしてオプションのAPQ-2nにカメラレンズキャップと、ウィンドスクリーン、そしてケースが含まれているので、こちらは別途購入。(amazonとかではセット販売されてるところもあります)
結論から言うと、HDMIスルーは可能ですが、AVT-C875上では720Pで入力判定していましたので、FHDで出るのか不明です。
そして、ヘッドフォンアウトでもHDMIでも96k/24bitでPCに入力させると、音がカラオケでキーアップしたような明らかにおかしい音になってしまうので諦めていたのですが、ヘッドフォンアウトでAVT-C875に入れてもおかしくならなくなったので、現在それで使っています。
ちなみにカメラに関しては、様々なレビューにあるとおり、画質は1000円程度のアクションカムレベルで期待はできません。
ただ、短距離のものか、長距離のもの(奥風景レベル)はそれなりに見られると思います。
元々ミュージシャン向けデバイスなので、ワイプインさせるとか、楽器向けアクションカムのような用途を前提にしているのかな?
その為、他に例がないマイクスタンド用マウントがアクセサリーにあったりします。
Q2nが手持ちマイクになったり、マイクスタンドのクリップにかませたりできますw
さて、実用テストをする前にまずこちら。
設定は800x450 映像800kというのは変わりはないのですが

画角120度 手振れ補正あり

画角170度 手振れ補正なし
と、こんな感じで画角を変えてみました。
その結果、視野が広いのですが、魚眼風に湾曲している事がわかります。
その分視野角が大きく変わるのですが、全体が動いている車載のような撮影では解像感が得られますが、見ている側とすれば疲れてしまうかもしれません。

空の感じを広く得られるので面白いといえば面白いです。
どうしても外側は湾曲するので、エッジが崩壊した感が更に出ますね。
では、Q2nはどうなのかという話に戻してみますと・・・
こんな感じでした。
できれば鳥の鳴き声を収録させたかったのですが、近年多くなりつつあるMスタを前提に、車内で音楽をかけてそれを集音させています。
ただどうしても、この動画はタイムシフトをキャプチャーしている事もあり、映像のように音質劣化をしていますが、それでも音の解像感を持っているように思えます。
ノイズキャンセリング機能もあれば、車内での利用も手軽になるかもしれません。
というのも、インバーターONでノイズがあちこち現れていて、それをも捕らえてしまっていました。
※動画ではインバーターオフなので、インバーターノイズはありません。
接続はバッテリーにVVF1.6で念のためフェライトコアも入れた状態で直接インバーターに繋いでいますが、どうもインバーターとカーオーディオかインバーターとシガーソケットUSBチャージャーでの間で起きている問題にあるようです。
インバーター単体では発生せず、シガーソケットUSBチャージャーonとカーオーディオ間でも発生はせずなので、AUXラインなり、USBケーブルなりでインバーターと間接接続しているどこかで起きているとみています。なので、EMC対策で改善はするものと思われますが放置しています。
後付電装品が増えるとどうしてもこうなりますね。
で、結果はというと、個人的には概ね満足できると思っております。
花火の際は、MスタのBGMと花火の開花したときの音が混じり、開花したときの音の方が大きく、BGMが負けてなお、数秒間クロスフェードがかかったような感じになっている動画を良く見かけます。
デバイスのオートゲイン機能でこの現象になってしまうことは十分あります。
動画だけではなく、配信でもこの現象になっている配信も見かけますが、個人的には音が白紙化されてしまい、臨場感が薄れてしまうと感じます。
その対策に、去年一昨年は複数の特化マイクをミックスさせて1本のソースにしていました。
MスタBGMやアナウンス用にバウンダリーマイク、花火用にガンマイク、時には高音サポート用にヘッドセットマイク(意外にも低入力にして高音だけ手軽に取らせる事ができます)を、その時のポイントで調整してレイヤー化した音をミックスさせ、音の幅を確保していました。
ただ、この方法は場所によって遅延反響(広いところで土手や木々にぶつかって遅れて反響)するような場所でやると、ざっくりと言えば、時として違うもの音になってしまう欠点があります。
遅延反響で特化マイク目線の音を拾ってしまう事で起きる、言わば位相トラブルなのですが、マルチマイクレコーディングでは簡単に起きてしまうトラブルです。
音楽レコーディングならやり直しが利く場面はあると思いますが、花火は1発本番なので、そうはいかないのです。
去年は失敗を3度していたので、今年はシングルマイクにして、バックアップを用意し、配信ではメインマイクのみで、動画では状況に応じてバックアップソースを混ぜる方法にしようと思ったのです。
そしてそのメインがQ2nであって、Q2nに配信音ソース兼ハイレゾ録音させ、カメラは配信映像ソース兼4k録画で、録画時にカメラ内臓マイクか外部入力でガンマイクをいれて録画させようとしています。
1台1台が兼用になれば動画にする時も、音があわねー!とかそういうトラブルもなくなるはず!
おまけ
テスト配信開始した際に起きた事ですが、配信開始して1分しないうちに良くわからないコメがずらっとでてきました。

どうやらコメントサーバーがどこかの配信と繋がってしまったようで、最初は豆ライブがなんか変なところに繋いだのかなーぐらいに思っていたのですが、後でタイムシフトを見てみると、何故かその時のコメントが流れている・・・。
タイムシフトで起きている以上、インスタンスがごっちゃになってるのか良くわかりませんが、ニコ側で起きた混線状態なのは間違いはなさそうです。
ただ、自分の配信をしたいのにできない状態なので、disconnectを飛ばすしかありませんでしたが、それでコメントしている方々が、本来見てコメントしている方の配信に影響が出ないことを祈ります。
※ちなみにコメントからIDでどこの番組だったか調べてみましたが、該当するような番組が見つからなかったので、コミュ限かチャンネルかどちらかかもしれません。
しかしそれなりに長くやってきたとはいえ、こんな事ってあるんですね。

人気ブログランキング